倒木だらけの伊那荒倉岳や横川岳樹林帯
2008-08-16


禺画像]
仙丈ヶ岳と北岳の山行、もう一つ苦労したことがあった。倒木である。

写真上は実は登山道である。倒木だらけで、重い大きなザックをかつぎながら、またいだり乗り越えたり、それができないと四つん這いになってハイハイしながらくぐり抜けねばならない。
伊那荒倉岳や横川岳のまわりが特に酷かった。どうも、今年の春の台風でやられたようである。
大仙丈ヶ岳で南から縦走してくる2人連れに、「フィールドアスレチックもどき」と聞かされていたが、まさによく言ったものである。

山小屋のかたがたが苦心されたのだろう、伊那荒倉岳まわりはまだ荒っぽい倒木処理がなされているだけであったが、横川岳のまわりは迂回路が何とか切り開かれていて、ロープも所々張ってあり、助かった。
おかげで、ガイド地図並みのタイムでこの倒木帯を抜けて両俣小屋に辿り着くことができた。

山行は、「登山道を整備してくれる方々の努力があってはじめて可能である」ことをつくづく思う。
[人]
[山]

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